東京株式(前引け)=大幅反落、米ハイテク株売り波及し波乱展開に

市況
2021年5月11日 11時51分

11日前引けの日経平均株価は前営業日比812円39銭安の2万8705円95銭と急反落。前場の東証1部の売買高概算は6億1649万株、売買代金概算は1兆3946億7000万円。値上がり銘柄数は330、対して値下がり銘柄数は1770、変わらずは81銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でハイテク株に売りがかさみ、ナスダック総合指数が350ポイント強の急落をみせたことを受け、ハイテクセクターを中心に幅広く売り込まれる展開となった。日経平均は先物を絡めて下げ足を強め、800円を超える波乱安の展開となり、2万9000円台を大きく割り込み、引け際に2万8700円も瞬間下回る場面があった。全体の8割以上の銘柄が下落したが、バリュー株の一角に買いが入るなど全面安とはならず、値上がり銘柄数も300を上回った。売買代金は1兆4000億円弱と増勢にある。

個別では売買代金断トツのソフトバンクグループ<9984>が急落、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体関連も大幅安、トヨタ自動車<7203>、村田製作所<6981>、パナソニック<6752>なども安い。ホクシン<7897>が急反落、ボルテージ<3639>、テクマトリックス<3762>などの下げも目立つ。半面、任天堂<7974>が底堅さを発揮、日本製鉄<5401>、日本郵船<9101>などもしっかり。日本ケミコン<6997>が急騰、グリー<3632>も商いを伴い値を飛ばした。新日本科学<2395>も物色人気となった。

出所:MINKABU PRESS

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