テセックは気配値のまま上昇、22年3月期売上高急増で営業黒字化し増配サプライズも
テセック<6337>は寄り付き高水準の買い注文に値がつかず、気配値のまま株価を上昇させる展開となっている。同社は半導体製造装置メーカーでハンドラ(分類装置)とテスターを主力としている。世界的な半導体投資活発化を背景に業績は急速に改善色を強めている。11日取引終了後に発表した22年3月期の業績予想はトップラインが急増し77億円を見込んでいる。増収効果から営業損益も15億円の黒字化(前期実績は4億4800万円の赤字)を予想している。更に、年間配当は60円と前期実績の10円に対し50円上乗せする計画で、これがポジティブサプライズとなった。
最終更新日:2021年05月12日 09時45分