BASEが大幅反発、ネットショップ開設への需要継続し第1四半期営業利益が通期計画上回る
BASE<4477>が大幅高で8日ぶりに反発している。11日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高22億3700万円(前年同期比99.0%増)、営業利益1300万円(前年同期2800万円の赤字)、最終利益4000万円(同2900万円の赤字)となり、通期計画の営業損益を上回って着地したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の影響により、ネットショップ開設への需要が継続していることに加えて、「BASEかんたん決済」へのAmazon Payの追加や、「ショップデザイン機能」の拡充、簡単にインスタグラム広告やGoogleショッピング広告を配信できる拡張機能の提供などの効果が貢献した。新規ショップ開設数が前年同期比81%増と伸長したほか、1ショップ当たりの月間注文額も同2.1倍と高い成長率を維持した。
なお、21年12月期通期業績予想は、売上高97億5000万~105億3600万円(前期比17.6~27.1%増)へ、営業損益14億3300万円の赤字~9億2900万円の赤字(前期8億300万円の黒字)、最終損益14億3700万円の赤字~9億3300万円の赤字(同5億8400万円の黒字)の従来見通しを据え置いている。
最終更新日:2021年05月12日 10時13分