シンフォニアが急落、22年3月期は28%営業減益で10円減配見込む
シンフォニア テクノロジー<6507>が急落している。午後1時40分ごろに発表した22年3月期連結業績予想で、売上高870億円(前期比0.4%減)、営業利益35億円(同28.4%減)、純利益24億円(同34.7%減)と大幅減益を見込み、年間配当予想を前期比10円減の25円としていることが嫌気されている。
期初受注残はパワーエレクトロニクス機器やサポート&エンジニアリング部門の減少により前期比5.7%減の517億円にとどまっているものの、徐々に需要が回復すると想定し、売上高は前期並みを見込む。ただ、積極的な販売促進や開発に取り組むことで費用増を見込み利益を圧迫する。
なお、21年3月期決算は、売上高873億1200万円(前の期比2.7%減)、営業利益48億9100万円(同59.4%増)、純利益36億7700万円(同2.2倍)だった。