NISSHAは逆行高、今12月期営業益は30億円の大幅増額で44%増予想
NISSHA<7915>は逆行高、全体リスクオフの流れに抗して急速に切り返す展開となっている。同社は産業資材やデバイス関係の特殊印刷分野に強みを持ち、タブレット向けタッチパネルでは業界大手に位置する。新型コロナウイルスの影響は限定的で産業資材、デバイス事業ともに好調を極め業績を急回復させている。12日取引終了後に発表した21年12月期第1四半期(1~3月)決算は営業利益が前年同期比2.9倍の53億200万円と飛躍的な伸びをみせた。これを受けて通期見通しも従来予想の75億円から105億円(前期比44%増)に大幅上方修正しており、これを手掛かりに物色人気が集中した。