河合楽は年初来高値更新、前期営業益は上振れ着地で今期予想14%増
河合楽器製作所<7952>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。同社は12日取引終了後に、21年3月期通期の連結決算を発表。営業利益は前の期比18.0%増の34億9200万円(従来予想は24億円)で着地した。
売上高は同5.3%減の675億2000万円(従来予想は655億円)となった。巣ごもり需要を背景にピアノ及びデジタルピアノの販売が日本や欧州を中心に好調だったほか、自動車関連部品の受注が回復したことなどが主な要因だとしている。
あわせて公表した22年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比14.0%増の770億円、営業利益が同14.5%増の40億円を見込む。想定為替レートは、1ドル=108円、1ユーロ=128円、1元=16.5円としている。