INPEXが4日ぶり反発、原油価格の前提引き上げで21年12月期業績及び配当予想を上方修正

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2021年5月14日 9時24分

INPEX<1605>が4日ぶりに反発している。13日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を8830億円から1兆550億円(前期比36.8%増)へ、営業利益を3190億円から4520億円(同81.9%増)へ、純利益を1000億円から1400億円(前期1116億9900万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。

原油価格が期初時点よりも回復基調にあることを踏まえ原油価格の前提条件を引き上げたことに加えて、原油価格の回復により、第1四半期(1~3月)決算が計画より上振れたことが要因としている。なお、第1四半期決算は、売上高2436億9700万円(前年同期比2.4%減)、営業利益1060億5400万円(同5.1%増)、純利益381億8300万円(同13.7%増)だった。

また、業績予想の修正に伴い、中間・期末各13円50銭の年27円を予定していた配当予想を中間・期末各16円50銭の年33円に引き上げるとあわせて発表した。前期実績に対しては9円の増配になる予定だ。

出所:MINKABU PRESS

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