カヤックが大幅3日続伸、第1四半期営業利益は2.9倍で四半期過去最高を更新
カヤック<3904>が大幅高で3日続伸している。13日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高28億2100万円(前年同期比17.5%増)、営業利益3億6800万円(同2.9倍)、純利益3億1800万円(同3.6倍)と大幅増益となり、四半期ベースで営業利益過去最高となったことが好感されている。
大型案件の寄与や20年11月に連結子会社化したSANKOグループ3社の効果によりクライアントワーク事業が過去最高の売上高を更新したことに加えて、子会社のeスポーツ事業が大きく成長したゲームコミュニティー事業が急拡大し業績に貢献した。
なお、21年12月期通期業績予想は、売上高100億円(前期比14.3%増)、営業利益10億円(同34.3%増)、純利益5億8000万円(同14.8%増)の従来見通しを据え置いている。