伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (5月18日記)
日経平均株価の昨日の下げは、勢いの強い下げの流れを継続中の可能性を示す動きです。
弱気の展開になるなら、本日は、寄り付き値が下放れて、そのまま13日の安値2万7385円以下を目指す動きになると考えられます。
弱気の展開になるなら、目先は勢いの強い下げの流れを継続して、2万6000円以下まで下げる可能性が出てきます。
本日の価格が昨日の安値2万7632円を維持して、下値堅く推移する場合、その動きは、(下げが勢いづく場面でそうならないため)2万7385円付近が強い支持になっていることを示唆します。
こちらの展開になるなら、本日は、昨日の高値2万8312円を目指す動きとなって、陽線引けする可能性が出てきます。
なお、本日の価格が下値堅く推移しても、その動きが上昇の流れを示しているわけではありません。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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