株価指数先物【昼のコメント】 売り一巡後は5日線辺りでの底堅さが見られる
日経225先物は11時30分時点、前日140円安の2万8450円(-0.48%)前後で推移。寄り付きは2万8550円と、シカゴ先物清算値(2万8610円)を下回って始まり、開始直後につけた2万8600円を高値に軟化。前場半ばには一時2万8350円まで下落幅を広げている。ただし、前引けにかけては下落幅を縮めてきており、2万8450円を挟んだ保ち合いで推移。
MSCIのリバランスを控えた様子見ムードのなか、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、ファナック<6954>などの弱い動きが重荷となった。ただし、日経225先物は売り一巡後に5日移動平均線レベルまで下落幅を縮めており、売り仕掛けの動きが若干見られるものの、積極的には仕掛けづらいようだ。
後場も引き続きこう着感の強い値動きになりそうだが、5日線辺りでの底堅さを確認して押し目狙いのスタンス。また、NT倍率は14.87倍と、26日の安値水準まで低下していることから、ボトム圏でのNTロングのポジション取りも意識されよう。
株探ニュース