レーザーテクが未踏の2万円大台乗せ、半導体分野オンリーワンの存在評価で上場来高値
レーザーテック<6920>が6連騰で急速な戻り足をみせ、4月23日の高値1万9940円をクリアし上場来高値を更新。未踏の2万円大台乗せも果たした。ここ半導体関連株が見直される動きにあるが、そのなかマスクブランクス検査装置で世界シェアを独占しグローバル・ニッチトップの座を不動のものとする同社株への買い戻しに拍車がかかっている。半導体需給の逼迫と同時に半導体高集積化へのニーズも旺盛であり、最近はEUV(極端紫外線)露光装置などの市場が急拡大している。同社はEUV対応のマスクブランクス検査装置でも、オンリーサプライヤーとして注目度が高い。業績も絶好調、20年6月期営業利益は前の期比9割増を達成したが、21年6月期も前期比3割強の大幅な伸びを見込む。
最終更新日:2021年05月31日 09時34分