リプロセルが急落、SMBC日興証券を割当先とする新株予約権発行で希薄化を警戒
リプロセル<4978>が急落している。1日の取引終了後、SMBC日興証券を割当先とする第三者割当により、第15回新株予約権(行使価格修正条項付)を発行すると発表しており、株主価値の希薄化などを警戒した売りが出ているようだ。
新株予約権の割当日は6月17日で、発行新株予約権数は14万5000個(潜在株式数1450万株)。潜在的な希薄化は20.25%となる。なお、調達資金約53億9000万円は、ステムカイマル(脊髄小脳変性症)の治験及び承認にかかる諸費用やiPS神経グリア細胞の適用拡大にかかる費用、新規事業であるiPS細胞作製ビジネスの立ち上げにかかる費用、新規パイプラインの導入及び治験にかかる費用などに当てられる方針という。