NY株式:NYダウ25ドル高、投機的売買の勢い再燃

市況
2021年6月3日 7時00分

米国株式市場は小幅上昇。ダウ平均は25.07ドル高の34,600.38ドル、ナスダックは19.85ポイント高の13,756.33で取引を終了した。雇用統計をはじめとする雇用関連指標の発表を週後半に控え、様子見姿勢が強い中でも、経済活動の正常化への期待は根強く、寄り付き後、上昇した。高値にあるダウは警戒感から上値が重い。足元で株価上昇が続いていた景気敏感株を中心に利益確定の売りも強く、マイナス圏に沈む場面もあった。ナスダックはは終日方向感に欠ける展開となったが、引けにかけて下げ幅を縮小し、上昇に転じた。セクター別では、エネルギーや不動産が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。

手芸品などを扱う電子商取引サイトを運営するエッツィ(ETSY)は、ロンドン発の古着販売アプリ「ディポップ」を買収すると発表し、上昇。個人投資家を中心とした投機的な売買が勢いを増しており、ミーム銘柄の映画館運営のAMC(AMC)や小売りチェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンド(BBBY)などが急騰した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は約6000台のリコールを実施することなどが嫌気され、下落。

連邦準備制度理事会(FRB)は地区連銀経済報告(ベージュブック)で、経済は前回の報告よりもやや加速したとの認識を示した。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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