東京株式(前引け)=前日比141円安、売り一巡後は下げ渋る

市況
2021年6月4日 11時48分

4日前引けの日経平均株価は前日比141円22銭安の2万8916円89銭。前場の東証1部の売買高概算は5億2064万株、売買代金は約1兆1477億円。値上がり銘柄数は1002、値下がり銘柄数は1055、変わらずは135銘柄だった。

日経平均株価は軟調。前日のNYダウが6日ぶりに反落したほか、米長期金利の上昇が警戒されハイテク株が売られナスダック指数が下落したことを警戒。日経平均株は値を下げてスタートし、一時290円を超す下落となる場面があった。ただ、売り一巡後は下値に買いが入り下げ渋った。市場では今晩発表される米5月雇用統計の結果が注目されている。為替は1ドル=110円20銭前後と円安が進んでいる。

個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>や東京エレクトロン<8035>、ルネサスエレクトロニクス<6723>が安く、キーエンス<6861>やリクルートホールディングス<6098>が値を下げた。半面、レーザーテック<6920>や任天堂<7974>が高く、ソニーグループ<6758>、アドバンテスト<6857>が値を上げた。トヨタ自動車<7203>が上場来高値を更新したほか、日産自動車<7201>やホンダ<7267>など自動車株が高い。JR九州<9142>も上昇した。

出所:MINKABU PRESS

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