リクルート上場来高値更新、アフターコロナの人材需要活発化を見込む
リクルートホールディングス<6098>が全体軟調地合いのなかも続伸。一時104円高の5811円まで買われ、5月28日につけた上場来高値5779円を更新した。「人材需要はコロナ禍で低迷したが、ワクチン普及を背景に活発化する可能性がある。また、人材流動化が進むなか雇用する側も有能な人材を確保しやすい局面にあり、その際に総合人材大手の同社株などが投資対象として有力視される」(国内証券ストラテジスト)という。同社株は信用取組も売り長で直近信用倍率は0.6倍台。日証金では逆日歩がつくなど、株式需給面でも上値が軽い。