日本アビオは新値追い、発熱者スクリーニング用サーモカメラの拡充を材料視
日本アビオニクス<6946>が大幅高で、新値追いとなっている。同社はきょう、発熱者スクリーニング用の赤外線サーモグラフィカメラ「InfReC(インフレック) フィーバースクリーニング(FS)シリーズ」の新たなラインアップとして、より低価格なタブレット型の「T15A-FS」の受注を開始、6月末から出荷すると発表。これは被検者がモニターの前に立つだけで、わずか1秒で発熱の有無を判定できる製品で、店舗やオフィスの入り口に合わせた音声で来客に判定結果と次の行動を知らせることができるという。
また、サーモカメラモジュールの新製品「C50A-FS」を7月から出荷することもあわせて発表。これは入退室管理システムやセキュリティーゲートへの組み込みに最適な発熱者スクリーニング用の高性能カメラモジュール。高解像度なサーモカメラに可視カメラを一体化させ、小型・軽量を実現している。