１１日の米株式市場の概況、消費関連の一角が買われダウ平均株価は続伸
１１日の米株式市場で、ＮＹダウは前日比１３．３６ドル高の３万４４７９．６０ドルと続伸して取り引きを終えた。新型コロナウイルスワクチンの普及を背景とした経済正常化期待が継続しており、この日はナイキ<NKE>、アメリカン・エキスプレス<AXP>、マクドナルド<MCD>など消費関連株に高いものが目立った。一方で、直近で上昇していた景気敏感株の一角には利益確定の動きが見られたほか、高値に対する警戒感も働き上値は重い展開。１５日から予定されているＦＯＭＣを控えた様子見姿勢も見られた。なお、ニューヨーク市場の出来高概算は８億２４７９万株だった。
一方、ナスダック総合指数は、前日比４９．０９０ポイント高の１万４０６９．４２３と続伸して引けた。エヌビディア<NVDA>が上場来高値を更新した。
