マザーズ指数は続落、米金利上昇で売り先行、時価総額上位が軟調/マザーズ市況

市況
2021年6月17日 16時25分

本日のマザーズ市場では、前場中ごろにかけて売りに押される展開となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて金融緩和の早期縮小観測が強まり、米長期金利は急伸。株価バリュエーションの高いグロース(成長)株にとって逆風になるとの見方から、新興株中心のマザーズ市場でも売りが先行した。ただ、マザーズ指数が1180pt近辺に位置する75日移動平均線を下回った場面では押し目買いも入ったようで、その後やや下げ渋る格好となった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1397.03億円。騰落数は、値上がり110銘柄、値下がり230銘柄、変わらず16銘柄となった。

個別では、メルカリ<4385>、フリー<4478>、JMDC<4483>といった時価総額上位が全般軟調。売買代金上位ではPアンチエイジ<4934>などが売りに押され、BASE<4477>やミンカブ<4436>はやや下げが目立った。前日上場の全研本社<7371>は小安い。また、前日大きく買われたイントランス<3237>が急反落し、下落率上位に顔を出した。一方、売買代金上位のサイバートラスト<4498>、ワンプラ<4199>、セルソース<4880>は堅調。また、MDNT<2370>は活況が続き、ストップ高水準まで上昇した。

《HK》

提供:フィスコ

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