ソフトバンクGは売り買い交錯、8000円大台割れで押し目買いも誘導

材料
2021年6月18日 9時10分

ソフトバンクグループ<9984>は売り買い交錯の展開。前日も全上場企業のなかで断トツの売買代金をこなすなど市場の注目度は高いのだが、株価はリバウンドの兆しをみせることなく、今年1月初旬以来約5カ月半ぶりに終値で8000円大台を割り込んだ。前日の米国株市場では想定以上にタカ派的な内容となったFOMCの余韻を引きずる形でNYダウは下値模索の動きを続けたものの、ハイテク株比率の高いナスダックは切り返し、一時は終値ベースの過去最高値を上回る場面もあった。

米ハイテク企業に積極投資するソフトバンクGにとって風向きは悪くないが、外資系金融機関への借り入れが急増していることなどが財務面からの警戒材料とされ、上値の重い動きを強いられている。ただ、MSCIの指数イベントに絡む思惑で急落した5月11日以前の株価水準は1万円台をキープしたこともあり、そこから20%以上ディスカウントされた時価は押し目買いも誘導しやすく、足もと強弱観が対立している。

出所:MINKABU PRESS

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