伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月21日記)
日経平均株価は、前週末のNYダウが大幅安となった流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
6月15日の高値2万9480円が戻り高値となって、すでに下降の流れへ入っているなら、本日は、寄り付き後、すぐに下降を開始して、2万8500円以下まで下げて、陰線引けする公算です。
弱気の展開になる場合、目先は、一気に2万8000円以下まで下げる動きになると考えられます。
本日の価格が6月2日の安値2万8565円付近で下値堅く推移すると、現在の価格が5月28日以降のレンジ内の展開を継続中である可能性を残します。
その場合、目先は2万9000円を試す程度まで値を戻す動きになると考えられます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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