株価指数先物【昼のコメント】 オーバーシュート気味の下落で2万8000円割れ、日銀のETF買い入れへの思惑も

市況
2021年6月21日 12時15分

日経225先物は11時30分時点、前日比1030円安の2万7900円(-3.56%)前後で推移。寄り付きは2万8480円と、シカゴ先物清算値(2万8515円)にサヤ寄せする形でギャップダウンから始まった。寄り付きを高値に下落幅を拡大させ、前場半ばには2万8000円水準に。その後、2万8000円~2万8150円辺りで下げ渋る動きも見られたが、前引け後には一時2万7790円まで下げ幅を広げている。

日経225先物はオーバーシュート気味の下げとなっており、下落幅は1000円を超えている。急ピッチの下落となったことで、ヘッジ対応に伴う売りが加速しており、一段と下げを加速する格好。5月半ばにつけた2万7110円が意識されてきたことにより、押し目買いの動きは強まりづらいだろう。

なお、前引けのTOPIXは2.55%の下落となり、さすがに日銀のETF買い入れへの思惑も強まることになりそうだ。NT倍率は14.72倍と再び直近ボトム水準まで低下しており、この水準からは下げ渋りを見せてくる動きを見極めたいところであろう。

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