マザーズ指数は4日続落、終日狭いレンジでもみ合う展開/マザーズ市況

市況
2021年6月21日 15時56分

本日のマザーズ指数は4営業日続落となった。日経平均と同様の流れから、ギャップダウンで始まったマザーズ指数は、寄り付き直後につけた1149.24ptを安値に下げ渋る展開。日経平均と比較すれば底堅かったとはいえ、買いの勢いが一段と強まることはなく、その後は終日狭いレンジでもみ合う展開となった。なお、マザーズ指数は4営業日続落、売買代金は概算で1207.15億円。騰落数は、値上がり55銘柄、値下がり298銘柄、変わらず4銘柄となった。

個別では、前週に新規上場したEnjin<7370>がマザーズ売買代金トップにランクイン。一時2372円まで上昇する場面もあったものの、最終的には小幅ながらマイナス圏で終える格好。Enjinの他、同じく直近IPOのワンダープラネット<4199>も7%超安に。また、直近で堅調な値動きが目立っていたセルソース<4880>やステラファーマ<4888>、オンコリス<4588>などバイオ株の一角は相対的に底堅かったものの、これらも売りに押された。その他、ウェルスナビ<7342>、メルカリ<4385>、ケアネット<2150>、HENNGE<4475>、GNI<2160>、エヌ・ピー・シー<6255>なども売られた。一方、開発中のNC-6300(エピルビシンミセル)について、米食品医薬品局(FDA)から軟部肉腫の一種である血管肉腫を対象にファスト・トラック指定を受けたと発表したナノキャリア<4571>が小幅高。半導体材料の窒化ガリウム(GaN)薄膜単結晶の成長に適した新材料単結晶基板「SAM」のサンプル出荷を30日から開始すると発表したオキサイド<6521>も一時8200円まで上昇した他、Pアンチエイジング<4934>、メディネット<2370>、Macbee Planet<7095>などが買われた。

《FA》

提供:フィスコ

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