アイダが一時6%高と急反発、国内有力調査機関は「アウトパフォーム」でカバレッジ開始
アイダエンジニアリング<6118>が急反発。株価は一時、前日に比べ6%高に買われた。東海東京調査センターは23日、同社株のレーティングを新規「アウトパフォーム」としてカバレッジを開始した。目標株価は1240円に設定した。「環境規制の強化はむしろビジネスチャンス」と指摘している。足もとで受注が回復しているほか、EV駆動用モーターの生産能力増強で高速精密プレス機械の受注が増えているとみている。今後の受注拡大の要因は(1)モーターコア成形用の高速プレス機械の受注増加(2)自動車産業でホットプレスからコールドプレスへのシフトがありプレス機械の設備投資増強――の2点を想定。22年3月期の連結営業利益は会社予想の45億円に対して53億円への増額修正を予想している。