NY為替:米長期金利上昇でドル買い強まる

通貨
2021年6月26日 6時40分

25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円48銭まで下落後、110円88銭まで上昇して110円77銭で引けた。米国の5月個人消費支出(PCE)の伸びが予想を下回ったため一時ドル売りが強まった。しかし、バイデン政権が追加インフラ計画で超党派上院議員と合意したことを受けた回復に楽観的見方も根強く、また、PCEコアデフレーターも予想通りとなったものの30年ぶり最大の伸びとなり長期金利の上昇に伴うドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは1.1975ドルまで上昇後、1.1926ドルまで反落して、1.1939ドルで引けた。ユーロ・円は132円13銭まで下落後、132円41銭まで反発。米国の景気回復期待にリスク選好の円売りが強まった。ポンド・ドルは1.3931ドルまで上昇後、1.3871ドルまで下落した。英国の新型コロナウイルス感染が再び拡大傾向にあるため規制緩和が遅れ、回復を抑制するとの見方にポンド売りが再燃。ドル・スイスは0.9143フランまで下落後、0.9183フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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