10万円以下で買える、連続増益&低PBR 23社【2部・新興】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証2部・新興企業では684社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証2部、ジャスダック上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(3)実績PBRが0.8倍以下――――を条件に投資妙味が高まる23社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは25日現在)
なお、25日(金)に配信した「10万円以下で買える、連続増益&低PBR【東証1部】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益 実績
コード 銘柄 市場 金額 増益率 今期 連続期数 PBR
<6837> 京写 JQ 33500 88.7 300 2 0.77
<4987> 寺岡製 東2 37400 95.9 480 2 0.33
<2754> 東葛HD JQ 44900 2.0 406 2 0.48
<2750> 石光商事 JQ 49700 3.2 864 2 0.40
<7551> ウェッズ JQ 52900 0.4 1610 2 0.63
<5285> ヤマックス JQ 53900 7.2 700 2 0.51
<7461> キムラ JQ 54000 3.1 2250 4 0.66
<3190> ホットマン JQ 57000 0.3 662 2 0.58
<7399> ナンシン JQ 58600 2.2 788 2 0.36
<7298> 八千代工 JQ 59900 4.7 6400 2 0.27
<3766> システムズD JQ 69400 17.0 282 2 0.64
<1739> SEEDH JQ 72800 7.7 1480 2 0.75
<9313> 丸八倉 東2 75800 0.4 740 4 0.46
<5900> ダイケン JQ 76400 3.2 450 3 0.36
<5816> オーナンバ 東2 79000 1.8 1000 4 0.59
<8045> 浜丸魚 JQ 85600 65.9 360 2 0.45
<2777> カッシーナ JQ 86400 6.2 810 2 0.69
<6257> 藤商事 JQ 89200 312 2000 2 0.49
<8891> AMGHD 東2 89300 0.2 980 2 0.45
<5609> 日鋳造 東2 89800 27.3 750 2 0.43
<4364> マナック 東2 94400 1.1 720 4 0.76
<6518> 三相電機 JQ 98600 8.1 630 2 0.47
<9059> カンダ 東2 98600 1.0 2500 3 0.55
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース