日本製鉄が戻り足鮮明、5月の国内粗鋼生産量4割増で巨額の米インフラ計画も追い風に

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2021年6月28日 11時25分

日本製鉄<5401>が3連騰。5月11日に年初来高値2354円50銭をつけてからは一貫して調整局面にあったが、目先売り一巡感が台頭している。前週に1700円台まで下押したものの、そこで底値を確認し、以降は切り返し波動が鮮明だ。新型コロナワクチンの普及を背景とした経済活動の正常化で、景気敏感株として見直し買いを誘っているが、前週に日本鉄鋼連盟から発表された5月の国内粗鋼生産量は前年同月比で42%強の増加となったことも買いの根拠に。前年の落ち込みの反動が反映されたとはいえ、3カ月連続で前年同月実績を上回ってきたことで安心感が浮上している。また、米国ではバイデン政権による巨額のインフラ投資計画が実現に向け進捗しているとの見方が強まっており、同社株をはじめ鉄鋼セクターにはビジネスチャンスにつながるものとしてポジティブ視されている。

出所:MINKABU PRESS

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