パソナGが4日ぶり急反発、21年5月期業績予想の増額修正を好感
パソナグループ<2168>が4日ぶりに急反発。株価は一時、前日に比べ7%高に買われた。30日取引終了後、21年5月期連結業績予想の増額修正を発表したことが好感されている。売上高は3300億円から3345億円(前の期比2.9%増)に見直したほか純利益は62億円から67億円(同11.3倍)に修正した。BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスが引き続き拡大したほか、エキスパートサービス(人材派遣)やキャリアソリューション(人材紹介・再就職支援)の人材需要にも回復がみられた。また、緊急事態宣言の再発令により地方創生事業で計画していた費用の一部が次期にずれ込んだことも、業績を押し上げた。21年5月期業績の増額修正は今回で3回目となる。