株価指数先物【昼のコメント】 ナイトセッションの安値水準までの調整は想定内

市況
2021年7月1日 12時12分

日経225先物は11時30分時点、前日比160円安の2万8590円(-0.55%)前後で推移。寄り付きは2万8830円とシカゴ先物清算値(2万8765円)を上回って始まった。ただし、寄り付きを高値に軟化すると、現物の寄り付き直後には2万8700円を割り込んでいる。その後、下げ渋る動きが見られたものの、前引けにかけてレンジを切り下げており、一時2万8580円まで下落幅を広げ、ランチタイムでは安値圏での推移に。

朝方は、米国の労働市場の改善に加え、日銀短観で業況判断指数(DI)が大企業製造業でプラス14と、4期連続で改善したことが材料視されたが、買い一巡後はロング筋のクローズの動きが優勢となった。もっとも、ナイトセッションで2万8530円まで下落する場面も見られたため、同水準までの調整は想定内であろう。朝方のロングに対する需給調整は一巡しており、底堅さは見られそうだ。NT倍率は先物中心限月で14.80倍を挟んでのこう着であり、引き続き25日移動平均線に上値を抑えられる形状である。

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