東京株式(前引け)=続落、朝高後に値を消し下値模索

市況
2021年7月1日 11時46分

1日前引けの日経平均株価は前営業日比151円31銭安の2万8640円22銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は4億915万株、売買代金概算は9966億円。値上がり銘柄数は867、対して値下がり銘柄数は1168、変わらずは148銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、日経平均が下値模索の動きを続けた。朝方は気迷いムードのなかもリスクを取る動きが優勢で高く始まったが、その後すぐに値を消す展開となり、前場中盤以降も漸次水準を切り下げる動きを余儀なくされた。前日の米国株市場でNYダウは高かったもののハイテク株が総じて利食いに押される展開だったことから、東京市場でもそれに追随する形となった。国内外で新型コロナウイルスが感染拡大傾向にあり、インド変異型であるデルタ株の感染が広がっていることも警戒されている。前場の売買代金は1兆円を下回った。

個別では売買代金トップとなったレーザーテック<6920>が売り買い交錯もやや売りに押され、東京エレクトロン<8035>も値を下げた。トヨタ自動車<7203>も軟調。日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も安い。ベイカレント・コンサルティング<6532>が大きく値を下げ、富士通<6702>も下落した。マルマエ<6264>、セラク<6199>は急落した。半面、ソニーグループ<6758>がしっかり、ニトリホールディングス<9843>が値を上げた。信越化学工業<4063>も堅調。パイプドHD<3919>が急騰、パソナグループ<2168>も大幅高に買われた。

出所:MINKABU PRESS

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