東京株式(前引け)=反落、一時500円近い下げも後半下げ渋る

市況
2021年7月7日 11時48分

7日前引けの日経平均株価は前営業日比279円39銭安の2万8363円82銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億5042万株、売買代金概算は1兆1569億円。値上がり銘柄数は571、対して値下がり銘柄数は1530、変わらずは89銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が総じて軟調だったことからリスク回避の売りが優勢となった。米国株市場では重要経済指標の発表を受けNYダウが一時400ドルを超える下げをみせるなど、景気回復への期待感がやや後退しており、東京市場でも主力輸出株や銀行株などを中心に広範囲に売られる展開となった。日経平均は一時500円近い下げをみせる場面もあったが、朝方の売り一巡後は押し目買いが入り下げ渋る動きをみせた。前引けは下げ幅が300円未満まで縮小した。なお、前場の売買代金は1兆円を上回った。

個別ではファーストリテイリング<9983>が値を下げ、トヨタ自動車<7203>も軟調、信越化学工業<4063>も大きく値を下げた。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>も売りに押された。モバイルファクトリー<3912>、ファインデックス<3649>、三井E&Sホールディングス<7003>などが大幅安。半面、レーザーテック<6920>が堅調、村田製作所<6981>も買いが優勢。キーエンス<6861>、レノバ<9519>などが上値を追った。前澤工業<6489>が値上がり率トップに買われ、ハニーズホールディングス<2792>、グリムス<3150>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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