★本日の【イチオシ決算】 OSG、ベル24HD、イオンFS (7月7日)
1)本日(7月7日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【OSG <6136> 】 ★今期経常を32%上方修正、配当も7円増額
◆21年11月期の連結経常利益を従来予想の115億円→152億円に32.2%上方修正。増益率が28.5%増→69.8%増に拡大する見通しとなった。中華圏などで工具需要が想定以上に回復し、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。
併せて、今期の年間配当を従来計画の24円→31円(前期は22円)に大幅増額修正した。
●サプライズな決算発表・業績修正
サーラ <2734> ★今期経常を8%上方修正、配当も1円増額
◆21年11月期上期(20年12月-21年5月)の連結経常利益は69.4億円(前年同期比0.1%減)と従来予想の52億円を大きく上回って着地。エンジニアリング&メンテナンス事業で工程管理を徹底したことが奏功し、大型物件工事などの採算が改善したことが寄与。
業績上振れに伴い、通期の同利益を従来予想の65億円→70億円に7.7%上方修正。減益率が11.6%減→4.9%減に縮小する見通しとなった。
併せて、今期の年間配当を従来計画の21円→22円(前期は20円)に増額修正した。
ベル24HD <6183> ★3-5月期(1Q)税引き前は23%増益で着地
◆22年2月期第1四半期(3-5月)の連結税引き前利益は前年同期比22.6%増の35.5億円に伸びて着地。コールセンターを展開するCRM事業における大型スポット業務が収益拡大に大きく貢献した。継続業務では新規受注が増加したほか、伊藤忠商事 <8001> との協業強化によるシナジー案件なども伸びた。また、収益改善策を進めたことも増益につながった。
イオンFS <8570> ★3-5月期(1Q)経常は216億円の黒字に浮上
◆22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は216億円の黒字(前年同期は7.2億円の赤字)に浮上して着地。カードショッピング収益がコロナ禍以前の水準に回復したほか、昨年3月に子会社化したイオン・アリアンツ生命保険の業績上積みが寄与し、2ケタ増収を達成した。審査の精緻化や債権回収体制の構築を背景に、貸倒関連費用が大幅に改善したことも利益回復に貢献した。
第1四半期実績だけで、通期計画の435億円に対する進捗率は49.7%に達しており、業績上振れが期待される。
2)7月8日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■引け後発表
◆本決算:
<2303> ドーン [JQ]
<7673> ダイコー通産
<7921> 宝&CO
<9651> 日本プロセス [JQ]
<9765> オオバ
◆第1四半期決算:
<2341> アルバイトT [JQ]
<2651> ローソン
<3083> シーズメン [JQ]
<3382> セブン&アイ ★
<4530> 久光薬
<4714> リソー教育
<4763> C&R
<6432> 竹内製作所
<6897> ツインバード [東2]
<7544> スリーエフ [東2]
<7601> ポプラ
<7811> 中本パックス
<8016> オンワード
<9716> 乃村工芸社
◆第2四半期決算:
<2408> KG情報 [JQ]
<5942> フイルコン
◆第3四半期決算:
<3697> SHIFT ★
<4433> ヒトコムHD
<4668> 明光ネット
<4728> トーセ
<7513> コジマ
<7730> マニー
<9418> USENHD
合計28社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース