フイルコンが急反騰、電子部材・フォトマスク好調で21年11月期業績予想を上方修正
日本フイルコン<5942>が急反騰し年初来高値を一気に更新している。8日の取引終了後、21年11月期連結業績予想について、売上高を236億円から242億円(前期比11.3%増)へ、営業利益を3億5000万円から6億5000万円(同5.9倍)へ、純利益を2億5000万円から5億5000万円(前期9300万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
活況を呈する電子部品業界の影響を受けて、主に電子部材・フォトマスク事業の売上高が増加していることが要因という。なお、同時に発表した第2四半期累計(20年12月~21年5月)決算は、売上高112億7600万円(前年同期比3.2%増)、営業利益2億100万円(同34.4%増)、純利益2億1900万円(同6.1%増)だった。