９日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は４４８ドル高と急伸し最高値更新
９日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比４４８．２３ドル高の３万４８７０．１６ドルと急反発し最高値を更新した。
金融株を中心に買いが流入し、ナスダック指数やS＆Ｐ５００種指数を含め主要３指数がそろって最高値を更新した。米長期債利回りが上昇するなか、今週から本格化する決算発表を先取りする動きも流入し、銀行株などが買われた。JPモルガン・チェース<JPM>やバンカメ<BAC>、シティグループ<C>が値を上げ、アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、フェイスブックA<FB>が買われた。ボーイング<BA>やウォルト・ディズニー<DIS>、エアビーアンドビー<ABNB>が上昇した。半面、アマゾン<AMZN>やズーム<ZM>、ペプシコ<PEP>が安く、イーライリリー<LLY>、メルク<MRK>が値を下げた。
ナスダック総合株価指数は、１４２．１３４ポイント高の１万４７０１．９１９と反発した。出来高概算は、ニューヨーク市場が８億１５８５万株だった。