キャリアLは4日続落、第1四半期営業利益40%増もサプライズ感なし
キャリアリンク<6070>は4日続落している。前週末9日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算は、売上高77億900万円(前年同期比19.8%増)、営業利益7億3900万円(同40.5%増)、純利益5億300万円(同38.1%増)と大幅増益となったが、サプライズ感には乏しく売りが優勢となっている。
一部事業で新型コロナウイルス感染症の影響による売上高の減少があったものの、事務系人材サービス事業で、官公庁及び大手BPO事業者などから前年同期を上回る新規BPO案件及び新規一般事務案件を受注することができたことが牽引した。また、製造系人材サービス事業でも製造加工部門を中心に受注量が回復していることも寄与した。
22年3月期通期業績予想は、売上高390億円、営業利益28億3000万円、純利益20億8000万円の従来見通しを据え置いている。なお、13カ月決算のため前期との比較はない。