キャリアリンク---1Qは2ケタ増収増益、事務系人材サービス事業及び製造系人材サービス事業が順調に推移

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2021年7月12日 14時01分

キャリアリンク<6070>は9日、2022年3月期第1四半期連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.8%増の77.09億円、営業利益が同40.5%増の7.39億円、経常利益が同43.7%増の7.54億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同38.1%増の5.03億円となった。

事務系人材サービス事業の売上高は前年同期比20.8%増の64.06億円、営業利益は同37.1%増の7.01億円となった。BPO関連事業部門は、官公庁及び大手BPO事業者等からの新規受注が好調に推移したことから、売上高は同26.0%増の41.87億円となった。一方、CRM関連事業部門は、断続的に発令された新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言等の影響により、新型コロナウイルス感染症拡大以前までの回復までには至らなかったものの、新規受注に努めた結果、売上高は同4.3%増の9.24億円となった。また、一般事務事業部門では、受注量が回復していない取引先が一部あったものの官公庁からの新規受注が好調に推移した他、金融機関向けの派遣案件が引き続き順調であったことから、売上高は同18.4%増の12.94億円となった。

製造系人材サービス事業の売上高は前年同期比24.5%増の9.16億円、営業利益は同0.20億円増の0.22億円となった。食品加工部門においては、断続的に発令された新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言等の影響により新型コロナウイルス感染症拡大以前までの受注回復には至らなかったものの、製造加工部門において受注量が順調に回復した。

営業系人材サービス事業の売上高は前年同期比6.4%減の3.10億円、営業利益は同30.2%増の0.07億円となった。新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言等を踏まえ、主要な営業開拓先である飲食業、小売業者等が営業を自粛したことから、同社も営業活動が制限されるなど厳しい状況が続いた。

その他事業の売上高は前年同期比14.5%増の0.75億円、営業利益は同7.7%増の0.07億円となった。当事業は、ジャパン・ビジネス・サービスの子会社である東京自動車管理における「自動車管理事業」である。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が390.00億円、営業利益が28.30億円、経常利益が28.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が20.80億円とする期初計画を据え置いている。なお、2022年3月期は決算期変更に伴い、2021年3月1日から2022年3月31日までの13ヶ月決算となるため、通期の対前期増減率は記載していない。

《ST》

提供:フィスコ

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