テーオーHDがカイ気配スタート、子会社がDCMと資本・業務提携
テーオーホールディングス<9812>がカイ気配スタート。15日の取引終了後、100%子会社のテーオーリテイリングがDCMホールディングス<3050>傘下のDCMと資本・業務提携したと発表しており、これが材料視されているようだ。
仕入れや物流体制、販売促進活動などで協業するほか、両社が持つ店舗開発や運営などのノウハウを共有することで効率的・機動的な出店や店舗運営を目指す。この提携に伴いテーオーHDは、保有する子会社株式の2割弱をDCMに譲渡する。譲渡金額は、総額4億7500万円。なお同社では、22年5月期業績に与える影響額については現在精査中だが、連結純資産額は増加する見込みとしている。
あわせて発表した22年5月期の連結業績予想は、売上高310億円(前期比0.5%増)、営業利益1億6000万円(同32.6%増)を見込む。経常利益と純利益の見通しについては未定とした。