三機サービスが急騰、22年5月期は営業55.8%増益見通し
三機サービス<6044>は急騰し年初来高値を更新。15日の取引終了後に21年5月期決算を発表し、売上高は115億2500万円(前の期比1.3%減)、営業利益は2億8800万円(同29.0%減)で着地。一方、続く22年5月期の連結業績予想は、売上高125億円(前期比8.5%増)、営業利益4億5000万円(同55.8%増)と急回復する見通しとなり、これを好感した買いが入っているようだ。
前期は、新型コロナウイルス感染症の影響による飲食業を中心とした売り上げの減少、省エネ工事や新設、更新工事などの伸び悩みのほか、新基幹システム導入に伴う減価償却費の増加などが業績の下押し要因となった。なお、今期の年間配当予想は前期比10円増の25円とした。
あわせて、自社株買いの実施を発表した。上限を2万5000株(発行済み株数の0.42%)、または3500万円としており、取得期間は7月16日から8月15日まで。資本効率の向上並びに譲渡制限付き株式報酬として、同社の取締役(社外取締役を除く)に交付する自己株式への充当を目的としている。