幸和製がS高カイ気配、歩行車好調で第1四半期営業利益は4.6倍
幸和製作所<7807>がストップ高の1070円水準でカイ気配となっている。15日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高15億1800万円(前年同期比20.8%増)、営業利益2億2000万円(同4.6倍)、純利益1億4300万円(同5.1倍)と大幅増益となったことが好感されている。
主力の歩行車が生活必需品として認知され、外出自粛が要請されているなかでも堅調に推移したことに加えて、介護ルートで昨年11月に発売した歩行車「シトレア」の受注が好調に推移したことが貢献した。また、前期に続いて固定費抑制を推進したことも寄与した。
なお、22年2月期通期業績予想は、売上高52億4900万円(前期比0.7%増)、営業利益2億7100万円(同26.5%減)、純利益1億7700万円(同54.4%減)の従来見通しを据え置いている。