ヨシムラHDが急反発、第1四半期営業利益13%増
ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>が急反発している。15日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高76億2900万円(前年同期比1.7%減)、営業利益2億4400万円(同13.5%増)、純利益2億3300万円(前年同期収支均衡)となり、2ケタ営業増益となったことが好感されている。
国内で香り芽本舗をグループ化したことによる増加要因があったものの、産業給食や外食産業、観光産業向けの販売は減少傾向が継続したほか、海外ではホテル、航空関連及びケータリング向けの販売は減少傾向が継続し売上高は減少した。ただ、海外で旧正月に小売店向け商品の売り上げが好調に推移したことや、為替差益を計上したことなどが利益を押し上げた。
なお、22年2月期通期業績予想は、売上高306億700万円(前期比4.5%増)、営業利益8億500万円(同64.9%増)、純利益3億4600万円(同7.2%増)だった。