株価指数先物【引け後コメント】 クレディスイスはショートを積み増さず、カバーのタイミング待ちか
大阪9月限
日経225先物 27600 -330 (-1.18%)
TOPIX先物 1905.5 ?21.0 (-1.09%)
日経225先物(9月限)は前日比330円安の2万7600円で取引を終了。寄り付きは2万7560円とシカゴ先物清算値(2万7790円)を下回るギャップダウンで始まり、売り一巡後のリバウンドを狙った動きにより一時2万7770円まで下落幅を縮める場面が見られた。しかし、5日移動平均線に上値を抑えられる格好から軟化し、前引けにかけて一時2万7460円まで下げ幅を拡大。後場は若干下げ渋ったものの、概ね2万7540円~2万7670円辺りでの狭いレンジ推移が続き、2万7600円で取引を終えた。
日経225先物は売り一巡後にいったんはリバウンド狙いの動きが見られたものの、抵抗線を超えられず、短期筋のロスカットにつながった格好。ただし、日中を通じて出来高が積み上がっていた価格帯としては2万7580円~2万7650円辺りの狭いレンジだったため、朝方の売り一巡後のリバウンドおよび前引けの下落局面での商いは薄く、出来高を伴っての動きというよりも、短期筋の売買によるオーバーシュート気味の動き。
また、グローベックスの米株先物ではNYダウ先物が200ドル安程度で推移しており、週明けの米国市場の弱い動きが警戒される。ただし、仮に米国市場が弱い展開となり、日本株市場もギャップスタートになったとしても、後場にこう着感が強まる本日のような相場展開になりやすいだろう。
テクニカル面では日経225先物は200日移動平均線に接近しており、踏ん張ることができるかが注目される。薄商いのなかで短期的な売買が中心となれば、瞬間的に割り込んだとしても、いったんはボトム形成を意識したショートカバーが期待されそうだ。NT倍率は先物中心限月で14.48倍で終えており、朝方こそ14.43倍と先週末の安値水準まで低下したが、その後は横ばい推移であった。
手口面では、日経225先物はABNアムロが1150枚、大和が940枚、ドイツが550枚、ソジェンが500枚程度の売り越しに対して、JPモルガンが590枚、フィリップが470枚、UBSが470枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はBofAが1800枚、ゴールドマンが730枚、バークレイズが700枚、ソジェンが670枚程度の売り越しに対して、BNPパリバが1510枚、ABNアムロが980枚、野村が720枚程度の売り越しだった。クレディスイスは日経225先物、TOPIX先物ともに小幅な売り越しにとどまっている。ショートを積み上げるというよりは、カバーのタイミング待ちといったスタンスか。
株探ニュース