21日の株式相場見通し=6日ぶり反発、米株高受け買い戻し優勢に

市況
2021年7月21日 7時59分

21日の東京株式市場は、主力株をはじめ広範囲に買い戻しが優勢の展開となり日経平均株価は6日ぶり反発に転じそうだ。前日の米国株市場では景気敏感株中心に買い戻され、NYダウがほぼ550ドルの上昇と3日ぶりに大きく切り返した。また、ハイテク株にもショートカバーが入り、ナスダック総合指数は6日ぶりに上昇して引けた。ここ低下基調が続いていた米長期金利が下げ止まる動きを見せたほか、VIX指数も4日ぶりに水準を切り下げ再びフシ目の20を下回るなど投資家心理の改善が確認されている。東京市場でもこの流れを引き継いで、きょうはリバウンドを見込んだ買いや空売り買い戻しが先行する公算が大きい。ただ、国内で感染拡大が続く新型コロナウイルスのデルタ株に対する警戒感が強いことや、4連休前ということもあり、2万7000円台後半では戻り売りに押され上値が重くなる可能性もある。

20日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比549ドル95セント高の3万4511ドル99セントと3日ぶり急反発。ナスダック総合株価指数は同223.894ポイント高の1万4498.878だった。

日程面では、きょうは6月の貿易統計などが朝方取引開始前に発表される。また、日銀の金融政策決定会合の議事要旨(6月17~18日開催分)が開示。IPOが1社予定され、ランドネット<2991>がジャスダック・スタンダードに新規上場する。海外では、米20年債の入札など。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.