ソフトバンクGは6日ぶり反発、米ナスダック高を手掛かりに切り返すも信用買い残重い

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2021年7月21日 9時57分

ソフトバンクグループ<9984>が6日ぶり反発。株価は5月中旬に1万円大台近辺でのもみ合いを大きく下放れる展開となり、その後は反騰らしい反騰もないままに下値を切り下げる軟調展開を強いられた。当初はMSCIの指数イベントに絡む一過性の売り圧力との見方も強かったが、これを通過した後も散発的に悪材料が表面化し売りが止まらない状況に陥った。下落局面で値ごろ感に着目した個人投資家が買い向かい、膨れ上がった信用買い残も株式需給面での重荷となっている。きょうは、前日の米国株市場で主要株指数が揃って上昇し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も6日ぶり反発となったことを受け、米ハイテク株に積極投資するソフトバンクGにとっても買い手掛かり材料となった。ただ、信用買い残は直近データでやや減少(前週比)したとはいえ1800万株弱と依然高水準であり、需給悪を警戒した戻り売りで上値の重い展開を強いられている。

出所:MINKABU PRESS

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