外為サマリー:1ドル109円90銭台で推移、日経平均の上昇などが支援材料
21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円96銭前後と前日の午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安となっている。
20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円85銭前後と前日に比べ40銭弱のドル高・円安で取引を終えた。NYダウが急反発するなどリスクオフの巻き戻しで、109円96銭まで上昇する場面があった。
この日の東京市場も堅調な展開で、日経平均株価が反発していることや時間外取引で米長期金利が1.2%台で落ち着いた動きとなっていることがリスク選好的なドル買い・円売りにつながっている。また、実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすいこともあり、午前9時50分過ぎには一時109円97銭をつけた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1780ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0003ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=129円54銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。