7月22日のNY為替概況

通貨
2021年7月23日 4時25分

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は110円30銭から110円01銭まで下落して引けた。

米国の週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、6月シカゴ連銀全米活動指数、6月中古住宅販売件数、6月景気先行指数が軒並み予想を下回り、長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1830ドルまで上昇後、1.1757ドルまで反落して引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。同時に、指針変更で長期にわたり超緩和策を維持する方針を示したためユーロの上値が抑制された。会合後の会見でラガルド総裁が域内経済が回復軌道にあるとしたためユーロ買いが一時強まったが、中銀のハト派姿勢やユーロ圏7月消費者信頼感指数速報値が予想外に悪化したためユーロ売りが再燃した。

ユーロ・円は130円30銭まで上昇後、129円49銭まで反落。

ポンド・ドルは1.3787ドルまで上昇後、1.3740ドルまで反落した。

ドル・スイスは0.9155フランまで下落後、0.9202フランまで上昇した。

[経済指標] ・米・先週分新規失業保険申請件数:41.9万件(予想:35.0万件、前回:36.8万件←36.0万件)・米・失業保険継続受給者数:323.6万人(予想:310.0万人、前回:326.5万人←324.1万人)・米・6月シカゴ連銀全米活動指数:0.09(予想:0.30、5月:0.26←0.29)・米・6中古住宅販売件数:586万戸(予想:590万戸、5月:578万戸←585万戸)・米・6月景気先行指数:前月比+0.7%(予想:+0.8%、5月:?+1.2%←+1.3%)・ユーロ圏・7月消費者信頼感指数速報値:-4.4(予想:-2.6、6月:-3.3)

《KY》

提供:フィスコ

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