日本精線が年初来高値更新、22年3月期見通し上方修正と増配を発表

材料
2021年7月27日 9時22分

日本精線<5659>が大幅高で年初来高値を更新。26日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について純利益を24億5000万円から29億4000万円(前期比61.0%)へ上方修正すると発表しており、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。あわせて、年間配当予想を160円から200円(前期110円)へ増額しており、これが好感されているようだ。

売上高についても、390億円から420億円(同23.1%増)へ引き上げた。自動車関連や建材用途をはじめ幅広いアイテムの販売が好調に推移しており、これによる粗利増加や操業度損圧縮の効果を見込む。また、太陽光発電パネルや電子部品の製造プロセスで使用されるスクリーン印刷向け極細線や半導体関連業界向け超精密ガスフィルターなどの販売も当初の想定通り堅調に推移する見通し。

なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高106億4100万円(前年同期比29.8%増)、純利益9億1600万円(同2.2倍)だった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.