ナフコ---1Q売上高562.38億円、コア部門である園芸部門が回復基調

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2021年7月27日 9時42分

ナフコ<2790>は21日、2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)決算を発表した。売上高は562.38億円、営業利益は44.56億円、経常利益は45.41億円、四半期純利益は28.17億円となった。2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、当該基準等適用前の実績値に対する増減率は公表していない。

資材・DIY・園芸用品の売上高は279.62億円、売上総利益は99.61億円、売上総利益率は35.6%となった。会計基準変更前の前年同期と単純比較した増減率は、売上高は前年同期比10.0%減、売上総利益は同10.9%減となった。前年の外出自粛により伸長したガーデニングやDIYの需要が減少し前期を下回っているが、コア部門である園芸部門などが回復傾向となっている。

生活用品の売上高は135.67億円、売上総利益は39.22億円、売上総利益率は28.9%となった。会計基準変更前の前年同期と単純比較した増減率は、売上高は前年同期比21.2%減、売上総利益は同21.6%減となった。マスクやアルコール除菌商品をはじめとした新型コロナウイルス感染対策商品の需要減により前年を下回ったが、アウトドア用品が引き続き好調に推移している。

家具・ホームファッション用品の売上高は103.61億円、売上総利益は43.50億円、売上総利益率は42.0%となった。会計基準変更前の前年同期と単純比較した増減率は、売上高は前年同期比10.9%減、売上総利益は同9.0%減となった。在宅勤務や巣ごもり需要の需要減もあり低調だったものの、ベッドやソファなどの大型家具が好調に推移した。

その他の売上高は43.47億円、売上総利益は13.32億円、売上総利益率は30.6%となった。会計基準変更前の前年同期と単純比較した増減率は、売上高は前年同期比17.1%減、売上総利益は同18.8%減となった。車用の消臭除菌剤などが需要減により低調だった。

2022年3月期通期の業績予想については、売上高が2,264.00億円、営業利益が187.91億円、経常利益が194.91億円、当期純利益が114.00億円とする期初計画を据え置いている。会計基準の変更により、実績値に対する増減率は公表していない。

《ST》

提供:フィスコ

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