<注目銘柄>=ユーグレナ、バイオ燃料事業で脱炭素関連の有力株に

材料
2021年7月27日 10時00分

ユーグレナ<2931>は7月上中旬に1100円台で戻り高値を形成後、目先筋の売りでいったん調整を入れたが、25日移動平均線近辺で下げ止まりリバウンド局面に移行している。戻り高値奪回から1200円台を指向する展開が期待できそうだ。

同社は微細藻類ミドリムシを栽培し、これを活用した食品や化粧品を手掛けるが、マーケットで耳目を集めているのはミドリムシを使ったバイオ燃料事業だ。カーボンニュートラルの観点から空運業界では同社が研究開発を進めるバイオジェット燃料の活用が有力視されている。6月にはミドリムシ由来の燃料で初フライトに成功したが、これは近い将来の業績飛躍の可能性を示唆している。また、内航船舶や鉄道建設現場におけるバイオ燃料利用に向けた布石にも余念がなく、7月初旬には鉄道・運輸機構と包括連携することで基本合意したことを発表している。

こうした動きを背景に同社株は脱炭素関連の有力銘柄として改めて脚光を浴びる可能性が高まっており、1000円近辺の株価は仕込みチャンスとなろう。(桂)

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.