東京株式(前引け)=続伸、薄商いで買い一巡後は伸び悩む展開に

市況
2021年7月27日 11時46分

27日前引けの日経平均株価は前営業日比98円79銭高の2万7932円08銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は4億5422万株、売買代金概算は9587億円。値上がり銘柄数は1344、対して値下がり銘柄数は715、変わらずは125銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は買い優勢の展開で日経平均は続伸した。前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が上げ幅こそ小さいものの上値指向を継続し、過去最高値更新が続いていることから、出遅れ感の強い東京市場にも投資資金が流入している。ただ、国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることや、米国であすまでの日程で行われるFOMCの結果とパウエルFRB議長の記者会見を見届けたいとの思惑もあり、買い一巡後は前引けにかけて伸び悩む展開となっている。前場の売買代金は1兆円を下回った。

個別ではレーザーテック<6920>が高く、トヨタ自動車<7203>も堅調。任天堂<7974>、ソニーグループ<6758>などもしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買いが優勢。共立印刷<7838>、システムソフト<7527>など低位株が商いを伴い値を飛ばしている。半面、楽天グループ<4755>が売られ、エーザイ<4523>も冴えない。HOYA<7741>、日東電工<6988>なども軟調。インソース<6200>は急落した。KIMOTO<7908>も大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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