マクアケがS安ウリ気配、21年9月期業績予想を下方修正
マクアケ<4479>はストップ安の5310円水準でウリ気配となっている。27日の取引終了後、21年9月期の単独業績予想について、売上高を51億7200万円から46億7000万円(前期比44.8%増)へ、営業利益を6億2000万円から3億1100万円(同39.0%減)へ、純利益を4億5000万円から2億500万円(同44.3%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国内消費市場のEC化は進んでいるものの、消費支出の動向は不透明さが続いていることから第3四半期累計(20年10月~21年6月)の売上高が計画を下回ったことが要因。また、応援購入サービス「Makuake」の購入総額の成長が続くなか、成長機会の逸失を避けるべく、良質なプロジェクトやサポーターの獲得、人材採用を中心とした先行投資の見直しを行わず従来通りの支出を見込むことも響く見通し。
なお、同時に発表した第3四半期決算は、売上高33億3200万円(前年同期比59.3%増)、営業利益2億100万円(同62.1%減)、純利益1億2900万円(同63.5%減)だった。