株価指数先物【昼のコメント】 買い一巡後は戻り売り優勢でレンジ推移に

市況
2021年7月29日 12時07分

日経225先物は11時30分時点、前日比130円高の2万7660円(+0.47%)前後で推移。寄り付きは2万7810円とシカゴ先物清算値(2万7790円)にサヤ寄せする形で買い先行で始まった。しかし、寄り付きを高値に、その後は戻り売り優勢となり、2万7640円~2万7750円辺りのレンジで推移。

米半導体株の上昇やアドバンテスト <6857> の決算評価の動きが注目されるなか、同社株が日経平均を約40円押し上げたほか、ソフトバンクグループ <9984> 、東京エレクトロン <8035> なども堅調となり、日経平均株価をけん引。一方で、決算を受けてTDK <6762> 、エムスリー <2413> 、サイバーエージェント <4751> が指数の重荷となっている。また、ハンセン指数は2%を超える上昇を見せているが、グローベックスの米株先物は小幅ながらマイナス圏で推移するなど、手掛けづらい状況に。NT倍率は先物中心限月で14.40倍に上昇しているが、引き続き5日移動平均線に上値を抑えられている。

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